【事故は運行開始以来初】新潟県弥彦村の自動運転バスが電柱支線に接触、手動運転時の操作ミスで
新潟県弥彦村が運行してる自動運転バスが6月11日9時40分、電柱の支線に接触した。同バスが事故を起こしたのは、2月の運行開始以来初めて。弥彦村では当面のあいだ自動運転バスの運行を休止するとともに、原因解明を進める。
事故が発生したのは、弥彦村役場から北吉田駅(新潟県燕市)へ向かうルート上の、県道石瀬吉田線大字矢作地内。
弥彦村によると事故当時、バスは路肩に停車していた車両を回避するため手動運転に切り替えていた。しかし、操作ミスによって誤って対向車線にはみ出し、反対側の路肩にある電柱の支線に接触。車両右手前方のセンサーを破損した。
当時は乗客はおらず、オペレーターにも怪我はなかった。他車両との接触もなし。また、手動操作による事故であり、自動運転システムの関連に問題はなかった。
弥彦村では現在、事故の原因をドライブレコーダーやログ解析にて確認しており、原因がわかり次第、対応策と運行再開について関係機関と協議を進めていくという。