十日町市在住のカール ハインツ ベンクス、ヴィートリッヒ クリスティーナ ベンクス 夫妻がふるさとづくり大賞(内閣総理大臣賞)を受賞
総務省は20日、「平成28年度ふるさとづくり大賞」の受賞者を公表。十日町市在住のカール ハインツ ベンクス、ヴィートリッヒ クリスティーナ ベンクス 夫妻が大賞(内閣総理大臣賞)に選ばれた。
ドイツ人建築デザイナーであるカール ハインツ ベンクス氏は平成5年に旧松代町(現十日町市)の古民家を購入。廃屋でしかなかった古民家が見事に住宅として蘇らせた。
そして古民家が次々と取り壊される風潮に、「宝石を捨てて砂利を買っている」と警鐘を鳴らし、竹所集落で古民家の再生に取り組んできた。
数年後、古民家を購入し移住する人が現れるまでになり、自宅を含め7棟が完成した際には、過疎で衰退した村に笑顔と活力が生まれ、「奇跡の村」と呼ばれるまでになった。
一方、彼の夫人も住民の一人として、「竹所プロジェクト」(竹所の古民家を快適に生活できる住居として再生する取組)に積極的に携わってきている。
なお表彰式は2月4日午後1時から東京・都市センターホテルで開催される。内閣総理大臣賞については、別途表彰式を開催するとのことだが、カール ハインツ ベンクス氏は当日午後2時20分から開催されるパネルディスカッションにパネリストとして参加する。
表彰式の模様はユーストリームにより生中継するほか、表彰式への参加者も募集している。
(ユーストリーム)
http://www.ustream.tv/channel/furusatohyosyou
(一般参加者の募集)
先着順、参加無料。参加希望者は、住所、氏名、年齢、電話・FAX番号、メールアドレスを明記の上、1月27日までにメール又はFAXにて申し込む。
申込先/総務省地域振興室「ふるさとづくり大賞担当」宛て
メールの場合/chishin@soumu.go.jp
FAXの場合/03(5253)5537