【相川がまちごとホテルに】古民家を改修した「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」開業、佐渡初の分散型宿泊施設(新潟県佐渡市)
新潟県佐渡市初の古民家分散型宿泊施設「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」が7月18日、開業する。
同宿のプロジェクトの開発と施設運営は、地域住民が主体となって設立した株式会社相川車座が担う。また、2020年12月に締結した「佐渡地域における歴史的資源を活用した地域活性化に関する連携協定」に基づき、一般社団法人佐渡観光交流機構、佐渡市、株式会社新潟日報社(新潟市中央区)、株式会社NOTE(兵庫県丹波篠山市)の4者が開発事業を支援した。
「佐渡地域における歴史的資源を活用した地域活性化に関する連携協定」は、佐渡全域を対象に、同所に残る豊かな歴史・文化資源を軸とした地域活性化事業に持続的に取り組むことを目指すもの。今回の事業は、その第一弾として位置付けられる。
「NIPPONIA 佐渡相川 金山町」は、鉱山町で栄えた佐渡相川エリアの古民家4棟7室の分散型ホテル。建物ごとに特徴の違う客室となっている。4棟ある客室棟のうち、2棟は1棟貸しとなっており、家族や友人とのんびりと寛ぐことも可能だ。
相川車座によると、「この町が金山の発展とともに培ってきた背景」を大事にしながら古民家を改修。「昔の古民家のもつ風合いや魅力を活かして、当時の相川町民の暮らし・日常を体験してもらえる客室した」(同)。
相川車座は、地元の住民や飲食店事業者など佐渡相川地区で活躍する地域事業者を中心に組成。地元の観光案内所を拠点に、佐渡相川のまちで地元住民に愛されている飲食店や施設とともに、「鉱夫で賑わった金山町の持つ魅力を感じてもらえる宿泊施設」を目指す。
また、佐渡観光交流機構が提供するエンジョイプランの旅行商品とも連携。今後、体験プログラムを共同開発して提供していくという。
宿泊料金など宿の詳細については、下記のwebサイトを参照。
【関連リンク】
NIPPONIA 佐渡相川 金山町 webサイト