小千谷の精密なものづくりを体感できる展示物がお目見え

電子部品、金属部品加工などの企業で構成する小千谷鉄工電子協同組合(木村敬和理事長)は、小千谷市総合産業会館サンプラザ内に設置している展示コーナーをリニューアルした。10日、展示品の発表会を開催した。

 

これまでは組合に加盟する企業が作った製品などを中心に展示していたが、今回、ミクロンの精度の技術力を体感できる展示品に衣替えした。これにより、訪れた地元の小中学生や高校生、大学生は、“ミクロンバレー”とも呼ばれる小千谷のものづくりの凄さを肌で理解できるようになった。

「舞い上がる宝石 まうまう」。来月、県魚に指定される錦鯉の絵を精密に回転させ、そこに光を当てると、まるで錦鯉が尾を振りながら、泳いでいるように見える。

一見すると、丸い金属に見えるが、実は幾つかの加工品は隙間なく並べられているだけという。

こちらもプレートも、文字とプレートの間に隙間が全くといって良いほどなく、文字を隠すとただの平らなプレートにしか見なくなる。                                                             

 

 このほか、ミクロンの世界を手や指先で感じることのできる展示物などがある。

 

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