【高度化・複雑化する企業ニーズに対応】新潟県、工業技術総合研究所の機能強化に向けた計画を策定
新潟県産業労働部創業・イノベーション推進課は6月25日、県工業技術総合研究所の機能強化に向けた、具体的な行動計画を発表した。
工業技術総合研究所は、1914年に設置された新潟県染織試験場を発祥とし、現在は工業技術総合研究所(新潟市中央区)と県内5カ所の技術支援センターから構成されている。
今回発表された計画は、2022年度に策定した「新潟県工業技術総合研究所のあり方検討」を受けてのもの。同検討では、高度化・複雑化する企業ニーズに対応するため、「支援機能の強化」と「組織力の向上」を目指すことが必要であるとの方向性が示された。
産業労働部創業・イノベーション推進課の発表によると、「県内企業の技術の高度化を支えるとともに、NICOや大学などとリソースを補い合いながら、オープンイノベーションによる連携・協業を促進し、本県ものづくり産業の高付加価値型産業構造への転換に貢献する」ことを目指すという。
計画の全容については、下記の県のwebサイトを参照。