【主体的な学びに繋げたい】新潟青陵大学・短期大学部(新潟市中央区)と新津高等学校(新潟市秋葉区)が高大連携協定を締結
新潟青陵大学(新潟市中央区)と新潟青陵大学短期大学部(同)は6月25日、新津高等学校(新潟市秋葉区)と高大連携協定を締結し、調印式を開催した。この協定により、高校と大学の教育連携を強化し、生徒と学生の視野を広げ、資質や能力の向上を目指す。
調印式には、新潟青陵大学の木村哲夫学長、新潟青陵大学短期大学部の菅原陽心学長、新津高等学校の小林英明校長が出席し、協定書を取り交わした。
今回の高大連携協定の目的は、大学が高校の「総合的な探求の時間」などの教科に対し、より専門的かつ発展的な知識を提供することで、生徒の知的探求心を高め、学習意欲と目的意識の向上を図ることにある。また、生徒の進学に際し、大学教育に対する理解を深める支援なども行っていく。
連携協定締結にあたり、木村学長、菅原学長、小林校長が次の通り挨拶した。
木村学長「連携によって高校生が興味を持った分野について意見交換を行い、青陵大学について具体的に理解を深めることで、本学の発展につながることを期待している」
菅原学長「企業と連携し、学生と共にインターンシップのような企画を実施しているが、それを拡充し高校生も含めた探求の機会に繋げたいと考えている」
小林校長「大学での教育内容や将来の進路を高校生のうちから学ぶことで、目的意識を持って進学し、主体的な学びに繋げることができると考えている」
新潟青陵大学・短期大学部が高校との連携協定を締結するのは、今回が4校目となる。これまでに県立新潟中央高等学校、新潟市立高志中等教育学校、東京学館新潟高等学校と連携協定を結んでいる。一方、新津高等学校が大学との連携協定を締結するのは今回が2校目であり、1校目は新潟医療福祉大学との協定となる。
新潟青陵大学と新津高等学校の今後の連携活動が、地域社会における教育の質向上に寄与することに期待が寄せられる。