にいがた子供会議、任命式が盛況のうちに開催された

テーマごとに六つのグループに分かれ話し合う様子

新潟市中央区のクロスパルにいがたで6月30日、「にいがた子供会議」の任命式&オリエンテーションが開催された。公益社団法人日本青年会議所北陸信越地区新潟ブロック協議会が主催するこのイベントには、新潟県内の小学生から中学生までの児童を対象としている。

任命式は午後1時に開会し、続いて13時10分には参加児童への任命証の交付が行われた。代表者による決意表明が13時30分から行われ、5人1組でのグループワークが実施された。14時10分からは各グループの発表が行われ、子どもたちは県政に対する意見や提言を積極的に表明する機会を得た。青年会議所に所属する若手議員も多く参加し、子どもたちにとって初めての経験となった。

今回の任命式の後、それぞれの子どもたちは割り振られた三つのコースのうち一つのコースに参加する。防災研修コースは7月21日、エネルギー研修コースは7月28日、観光研修コースは8月4日に行われ、座学だけでなく実際に現場に行って学ぶプログラムが提供される。その後8月20日に新潟県議会本会議場で行われるにいがた子供会議で研修を通じて考えた自分の意見を議場で提案をする。

任命式では一人一人が任命証を受け取り、代表者からの決意表明が行われた。その後、テーマごとに六つのグループに分かれ、各テーマについての問題意識や現場研修で何を学びたいかを話し合い、発表を行った。最初は緊張していた子どもたちも、グループごとに分かれると次第に活発な意見交換が行われるようになった。

参加した児童の小林蓮さんは、「佐渡がどうなったら良くなるか、自分の考えを話せて楽しかったです。船酔いがちょっと心配だけど、8月に佐渡ヶ島に行くのが楽しみです。県議会の議場で提案することが実現したら良いなと思います。」などと話していた。

一人一人が任命証を受け取った

何を学びたいかを発表する様子

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