【負債総額は約1億2,000万円】株式会社木村興産(新潟県五泉市)が破産開始決定、資金繰り悪化で事業継続困難と判断
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社木村興産(新潟県五泉市、設立2015年8月27日、資本金200万円、木村真吾社長)は7月2日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。
なお、申請代理人は小淵真理子弁護士(新潟中央法律事務所、新潟市中央区)、破産管財人には松永仁弁護士(松永仁法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約1億2,000万円が見込まれる。
木村興産は、2015年8月に設立された事業体で、とび・土工・コンクリート工事のほか、砂・砂利などの採取・運搬・販売などを手がけ、県内の建設業者を主体に顧客を形成し、2018年7月期で1億3,093万円の売上高を計上していた。
しかし、採算面は厳しく、526万円の赤字を計上、続く、2019年7月期も679万円の赤字を計上し、債務超過となっていた。その後も業況に好転材料は乏しく、資金繰りも限界に達した模様で、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。