東京電力の記者会見の様子(オンライン中継)
再稼働に向けて安全対策工事を行っていた新潟県柏崎市、刈羽村の柏崎刈羽原子力発電所7号機で今年1月に終了したと発表していた安全対策工事で、東京電力は10日、記者会見を開き、新たに72か所の工事が終わっていなかったと発表した。
理由としては、東京電力側は、工事を担当するメーカーとの連携や東京電力内部の連携に不備があったことなどを説明した。
東京電力では「工事が終了した」と発表した後に、終わっていなかった部分が相次いで発覚し、総点検を行っていた。
問題が相次いで発覚している東京電力。今回の発覚により、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働への道がさらに遠ざかったといえそうだ。