【Q1決算】ツインバード(新潟県燕市)が赤字幅拡大、個人消費低迷や原価高騰なども響く
株式会社ツインバード(新潟県燕市)は7月12日、2025年2月期第1四半期決算短信(非連結)を発表した。
売上高は21億9,600万円(前年同期比7.2%減)、営業損失1億9,000万円(前年同期は1億2,700万円の損失)、経常損失1億6,600万円(同1億1,300万円の損失)、四半期純損失1億1,700万円(同8,100万円の損失)で赤字幅が拡大した。
家電事業の売上高は21億1,300万円で前年同期比4.6%減収。セグメント利益は3,000万円で、前年同期比50.9%減益となった。
「匠プレミアム」ブランドラインの代表製品である全自動コーヒーメーカーや、匠ブランジェトースター、家庭用冷凍冷蔵庫のラインナップ製品が引き続き堅調に推移したものの、大型OEM製品の出荷が前期に完了したため減収となった。また、個人消費低迷による競争激化や円安水準の長期化による原価高騰のため、セグメント利益は前年同期より減益となった。
FPSC(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)事業の売上高は8,300万円で前年同期比44.9%減収、セグメント利益は300万円で前年同期比92.8%減益となった。
冷凍機単体を供給する海外大手取引先の在庫調整による出荷減少のため、前年同期より減収減益となった。
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