【令和の県下最強企業】新潟太陽誘電が大型キャリア採用に向けて説明会開催、上越から世界を目指す人材拡充へ
最先端分野で「世界」を相手に
新潟太陽誘電株式会社は、積層セラミックコンデンサ(MLCC)の生産増に向けた人員拡大を実施。新卒の獲得はもちろん、キャリア採用にも一層力を入れていく。
同社が製造しているハイエンド向けMLCCをはじめとする電子部品は世界的にも先端分野であり、かつ今後も需要の増加が見込まれる分野でもある。
本格的なIoT社会の到来や生成AIの実用化が目覚ましいが、その根幹を担うスマートフォン、パソコン、サーバーなどには半導体のほかにもアクチュエーターやセンサーなど電子部品が必ず使用されている。その代表の一つMLCCだ。
MLCCは一時的に電気を蓄えたり放出したりする役割を持ち、ほぼすべてのエレクトロニクス製品に使われる中核部品だ。
スマートフォンなど高度なエレクトロニクス製品が存在するために欠かせない存在で、しかもエレクトロニクス製品の高性能化が進めば、ますます技術的進歩が求められる電子部品でもある。最新の高度なスマートフォンには、1台あたりにコンデンサが1,500個以上搭載されている。電子機器の小型化、高度化が進めば進むほど、それを実現すべくコンデンサに求められる期待も大きくなる。
半導体に関しては、韓国・台湾などの後塵を拝した日本だが、こと電子部品の分野に限っては継続的に国際競争力を見せつけている。特にMLCCは、世界市場のTOP4のうち3社を日本の企業で占めているほど。
その1社が、新潟太陽誘電の親会社である太陽誘電株式会社(東京都中央区)。
新潟太陽誘電は太陽誘電グループの中でもMLCCに特化した、しかも先端の製品を量産する生産拠点として2007年に設立された。以降、グループの屋台骨を担うMLCC生産拠点の国内主力拠点の一つとして、世界市場を相手にする高レベルな製品を送り出してきた。
世界基準の技術、それも「人から」
一方で、世界的な需要増加から生産の拡大はますます求められるところで、悩みの種は常に人材確保にある。地方のものづくり企業にとって採用の苦しみはついて回る。
現代の再注目分野で世界各国の大手を相手に戦うという、これ以上ないようなやりがい、健康経営宣言を行い2025年に向けた健康活動方針を示すなど、整った職場環境もある。
また太陽誘電グループ全体として、最先端機器にかかわる企業らしく、社会のサスティナビリティに対して意識が高く、社会課題解決への姿勢も目立つ。
特にダイバーシティの推進、ワークエンゲージメントの定期的測定など、社員が常に大きなやりがいをもって職務に従事できる環境づくりへの取り組みが目立つ。
新潟太陽誘電は上越市の郊外、頸城区の県営工業団地に立地する。団地内の他の施設に比べると圧倒的な規模であり、広大な社員の駐車場を見ただけで測り知ることができる。
確かに中心市街地から自動車で20分程度の場所であり、団地内には商業施設なども見当たらないが、マイカー通勤ができるというのは利点でもある。
生産拡大に向けた中途採用を積極的に行っていくとのことだが、最先端分野で世界基準の製品を送り出している企業だけに、技術レベルの高い人材が豊富に必要と考えられる。
しかしそれは「最終的に」という話であり、最初はコンデンサに関する知識など皆無の世界から飛び込んでくる人がほとんどだという。そこには先輩社員による懇切丁寧な指導体制の確立がある。
製造3課に2022年に中途で入社した女性社員は、前職が販売・接客だったという。現在ではすでに、製品の機能・性能に影響が大きい重要工程を任されているが「これも周りの方のフォローが大きかった」と話している。
2020年に入社した男性社員は現在製造1課のサブリーダーとして現場の管理監督を担っており、前職では異なる分野の工場で製造オペ―レーターを経験した。彼もまた「わからないことは人に聞くのが一番」と話している。
日々スキルアップする自分がモチベーションになり、また挑戦する新しい人材を「孤独にしない」社風がある。
社員の平均年齢は、2024年3月時点で34歳。20代以下が38%と最も数多く、次いで30代が32%、40代が25%、50代以上が5%という構成。世界市場で戦うグローバル企業としてはかなり若々しい印象だ。
また、年間休日は交替勤務で年間136日、日勤で123日と地方のレベルではかなり多い。有給休暇の平均取得日数も16.3日と、積極的に休暇を取るのに全く支障がないことが分かる。
これだけの条件がそろっている職場が、もし「工場の立地が都市部と距離があるから」というたった一点で求職者の選択肢から外れてしまうのだとしたら、なんともったいない話なのか、と感じずにはいられない。
<新潟太陽誘電株式会社> 電子部品業界の魅力がわかる企業説明会
【中途採用向け】
日時 2024 年 8月 3日
場所 新潟太陽誘電(株) 新潟県上越市頸城区上吉 197 番地 8
<プログラム概要>
・会社のご紹介
・職種別の仕事紹介 製造職、技術職 他
・質疑応答
<申込>会社ホームページ
https://job.axol.jp/pm/c/niigata-yuden/public/koza/2/detail/2
【2026新卒採用向け】
日時 2024 年 8月 21日
場所 新潟太陽誘電(株) 新潟県上越市頸城区上吉 197 番地 8
<プログラム概要>
・会社のご紹介
・職種別の仕事紹介 商品技術職、品質保証職、システムエンジニア職
・工場見学
・若手社員との座談会
・質疑応答
<申込>
マイナビ2026
https://job.mynavi.jp/26/pc/corpinfo/displaySeminar/index?optNo=WdiM7C&corpId=220041
<問い合わせ>
新潟太陽誘電株式会社
人事総務課 採用担当
TEL:025-545-2511
E-mail:niigata-taiyo@jty.yuden.co.jp
ホームページ:https://www.niigata-yuden.com/