【立憲の泉代表が来県】「ずるい政治を許してはいけない」 米山隆一衆院議員の総決起集会で(新潟県長岡市)

決起集会の会場となったパストラル長岡

新潟県長岡市にあるパストラル長岡では2024年7月14日、立憲民主党で現職の米山隆一衆院議員(新潟4区)による総決起集会が行われた。これは、近く解散総選挙が行われる可能性を想定し、来たるべき選挙戦に向け、米山衆院議員の決意表明を伝えるもので、厳重な警備のなか、新潟県内各地から、500名以上が参加。政権交代に向けての団結力を高めた。

会場には総勢500人以上の支援者が集まった

同党からは、立憲民主党の泉健太代表も応援に駆けつけた。泉代表は、自民党と自らの党の政治に対するものの見方やスタンスが対局にあることに触れ、「新潟県民が、本当はどちらの政治を望んでいるのかということを、我々声を大にして、次の総選挙で問うていこうではありませんか」と呼びかけると、会場からは「そうだ!」という声と共に拍手が沸き起こった。また、自民党で発生した裏金問題についても触れ、「もし相手候補に、私たちと同じルールで勝負をしている。公平に闘っていると思っていた相手が、実はそうではないとしたら、許せないんじゃないですか、皆さん!こんなことは、絶対に許せないんじゃないですか」と怒りを露わにし、「是非ですね、フェアではない、ずるい政治。これはやはり、許してはいけない」と語った。その上で、米山衆院議員を「本当に逸材」と評す。「優しさを持った論戦力のある人物。素晴らしい方。必ず国会でもっともっと大きな仕事をしていく方になる」と期待感を示した。

「ずるい政治をゆるしてないけない」と力強く語る泉健太代表

「ずるい政治をゆるしてはいけない」と力強く語る泉健太代表

米山衆院議員は、2021年10月に無所属としての初当選以降に行ってきた取り組みについてスライドを使って説明。自身が取り組んできた「加害目的誹謗等罪(仮)」の提出や、入管法改正案反対討論、共同親権法案などについて触れた。その上で、「(教育・医療・農業・地域振興など)本当に必要なことにきちんとお金を払う。(防衛費など)少し後回しにできるものを削らなければならない。まず、皆さんの生活を向上させるためにお金を使う。そんな真っ当な政治を作って行けば、この長岡、新潟、日本はもう一度立ち直れる」とし、「是非、皆で力を合わせて新しい日本を、日本の未来を作りましょう!」と力強く語った。

決意表明を行う米山隆一衆院議員

集会に参加した75歳の男性は「最高らったね。」会場の熱気について語る。この日は、男性の妻と友人2人と共に、米山衆院議員の出身地である魚沼市から参加したという。(米山衆院議員が)立憲からだから応援している。維新や自民からだったら応援しなかった」と語った。

また夫の出馬を献身的にサポートする妻の室井佑月さんは、記者の取材に対し、「やはり候補者が対面で(直接相手の)顔を見て、自分の訴えをちょっとでも聞いてくださいと、やるしかない」と、日々の地道な政治活動の大切さについてコメントした。

夫の政治活動を献身的にサポートをする室井佑月氏

(文・写真 湯本泰隆)

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