【負債総額は約2,000万円】コンクリート工事などの中村工業(新潟県柏崎市)が破産開始決定、個人企業として創業
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、中村工業(新潟県柏崎市、代表 竹内和仁)は、7月2日、新潟地裁長岡支部より破産開始決定を受けた。
なお、申立代理人は横田大樹弁護士(横田大樹法律事務所、柏崎市)、破産管財人には近藤千鶴弁護士(柏崎しおかぜ法律事務所、柏崎市)が選任された。負債総額は約2,000万円が見込まれる。
中村工業は、1993年10月に個人企業として創業した事業体で、とび・土工・コンクリート工事を手がけ、地元建設会社を主体に受注基盤を形成し、2008年12月期で7,220万円の売上高を計上していた。しかし、2014年12月期には債務超過に転じ、その後も採算面は厳しく、年々、債務超過額は拡大していた。
近年では売上高も2,000万円台から3,000万円台で推移し、収益も好転せず、資金繰りが限界に達した模様で、事業継続が困難となり、今回に事態に至った。