新潟県が「カーボ ン・オフセットフェスタ」を開催

カーボン・オフセット商品(菓子、手芸品など)を販売

会場内

カーボン・オフセット――。経済活動などにおいて排出される二酸化炭素をどうしても削減できずに排出してしまう場合、「森林整備活動」や「二酸化炭素削減活動」などのプロジェクトが生み出した二酸化炭素の削減量の枠(クレジット)を購入することにより、削減したとみなす制度のことだ。国に「J-VER」というオフセット・クレジット制度があるが、新潟県でも県独自のオフセット・クレジット「新潟県J-VER」を平成21年5月から他の都道府県に先駆けて運用している(より詳しい内容を弊紙2018年9月20付の記事で紹介しています)。

また、個人でも、売り上げの一部が、オフセット・クレジットの購入資金に充当される「カーボン・オフセット商品」を購入することで、二酸化炭素の削減に貢献することができる。

新潟県は3日、そのカーボン・オフセット制度の取り組みなどを知ってもらうため、「カーボ ン・オフセットフェスタ」を開催した。新潟市秋葉区総合体育館で行われたファミリー向けイベント「にいがた秋葉っ子ふゆまつり」の会場内で開催した。

イベントでは、「あなたのお買い物で、にいがたの森を育てよう!」をテーマに、購入代金の一部が県内の森林支援につながるカーボン・オフセット商品(菓子、手芸品など)の販売を行った。また、子供たちが木を身近に感じることができる道具など展示していた。

会場内には子供たちが木を身近に感じることができる道具など展示していた。

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