【不正アクセスを受ける】北陸ガス(新潟市中央区)の保守業務委託先から顧客情報流出の可能性
北陸瓦斯株式会社(北陸ガス、新潟市中央区)は7月19日、同社が保守業務を委託している会社が不正アクセスを受け、顧客情報が流出した可能性があると発表した。
不正アクセスを受けたのは、北陸ガスが運用する「マッピングシステム」の保守業務を委託されている「東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(東京都、以下 東京ガスエンジニアリング)」。
7月16日夕方、北陸ガスは委託先の東京ガスエンジニアリングから連絡を受けて、被害を認知。なお、不正アクセスの手口などの詳細は現在調査中だという。
東京ガスエンジニアリングは、不正アクセス確認後、ネットワークへの外部からの経路の接続遮断を行い、それ以降の不正なアクセスができないように対策を講じている。
今回、流出した可能性のある顧客情報は、顧客の氏名や住所など。なお、金融機関の口座情報やクレジットカードの情報は含まれていない。
北陸ガスによると、現時点において、顧客情報が流出した痕跡および不正利用された事実は確認されていないという。
北陸ガスは、「お客様への多大なご心配をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。また、万一情報の流出が確認された場合等には、お客様への連絡について委託先と連携して速やかに進めてまいります」とコメントしている。