【村上新聞】村上市で初の移動スーパー「ウオロクとくし丸11号車」の出発式
ウオロク村上店は7月15日、同店駐車場で、移動スーパー「ウオロクとくし丸11号車」の出発式を行った。
同店は、村上市の一部で日常の買い物に不便な思いをしている高齢者や身体の不自由な人に商品を届けるために「移動スーパー、とくし丸」を運用するもので、出発式の当日は、高橋邦芳村上市長を来賓に迎え、同社の本多伸一社長、従業員、関係者約50人が参加。テープカットを行い県内11号目で村上市初の「とくし丸」の出発式を祝った。
とくし丸は、小型トラックで決まったコースを週2回巡回するもので、積み込みはウオロク村上店の商品(生鮮品を含む)約400品目、1,200点。買い物に困っている人に1軒ずつ訪問して届けるシステム。
訪問エリアは次の通り
【月曜・木曜】中野・新屋・石住・岩沢・上中島・薦川・猿沢・中原・布部・堀野
【火曜・金曜】荒沢・大須戸・小須戸・塩野町・松岡・早稲田【水・土曜】板屋越・北大平・黒田・猿沢・関口・高根・檜原、訪問エリアは今後、拡大していく予定。
とくし丸を運転する販売パートナーの天木千春さん(59)は「広い市内には、買い物が困難な人がたくさんいる。安心で安全な商品を家の前までお届けします。冷凍、冷蔵、常温のスペースがあるのでいつでも声を掛けていただきたい」と話している。
テープカットの後、天木さんが運転するカラフルにデザインされた「とくし丸」は朝日地区に向かって出発していった。