新潟県妙高市の観光スポット「いもり池」でスイレンの駆除作業が行われる
18、19の2日間、新潟県妙高市の「いもり池」にて「生命地域妙高環境会議」事業の一環として睡蓮(スイレン)の除去作業が行われる。
妙高戸隠連山国立公園の主要な観光スポットである「いもり池」は、環境省の重点対策外来種である「スイレン」に覆われ、もともとあったヒツジグサやヒルムシロなどの在来種が駆逐され、現在それらの種は確認されなくなったことや、「越後富士」との異名もある妙高山が、いもり池水面に写る”逆さ妙高”が見られなくなるなど、眺望にも支障が生じている状態が続いていることから、夏のレジャーシーズンを前にスイレンの駆除作業を行うもの。
作業は、ボートによるスイレンの刈り取り作業のほか、6月中旬には池に1600平方メートルの防草シートを設置を行なうという。さらに紅葉シーズンを目前に控える9月下旬にも同様の作業を行う予定だ。