【いよいよ大詰め】「最後まで努力したい」新潟県の花角英世知事がインドで開催中の世界遺産委員会に出席へ、「佐渡島の金山」世界文化遺産登録の行方を見守る
新潟県の花角英世知事は7月24日、定例記者会見において、現在インドの首都ニューデリーで開催されている世界遺産委員会に出席することを発表した。
「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録が26日から28日の間での審議を予定している世界遺産委員会。登録決定への期待を胸に、花角知事や佐渡市の渡辺竜五市長ほか、県・佐渡市関係部局職員らは25日に日本を出発する。
インドでの世界遺産委員会に出席することについて花角知事は、「最後の大詰めというところなので、最後の最後まで実現すべく努力をしたい」と述べた。
「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録を巡っては、ユネスコの諮問機関(イコモス)が6月6日に、上から2番目の評価となる「情報照会」を勧告した。3つの追加情報を求められていたが、県は佐渡市や国と連携をして対応を完了させたとしている。
会見では記者から、世界文化遺産に登録された場合のサンキュースピーチへの意気込みついて質問が上がった。花角知事は、「まさに、ありがとうということですので、当然準備をしておきたい」と話し笑顔を見せた。