【2024年6月数値】新潟市の消費者物価指数は前月から0.1%上昇、電気代やガス代などが値上がり
新潟市の2024年6月の消費者物価指数(総合指数)は、前月比で0.1%上昇し、前年同月比では2.5%上昇した。主に、電気代やガス代などが値上がりし、ブロッコリー、キャベツ、トマトなどの生鮮野菜や、さけやぶりなどの生鮮魚介が値下がりした。
新潟県が7月26日、新潟市における消費者物価指数(2020年基準)の2024年6月分確報値を発表した。
同統計は、総務省統計局が行っている小売物価統計調査の調査票情報を基に県が独自集計したもの。なお、総務省統計局の公表資料では原数値と季節調整値を使用しているが、県統計の数値はすべて原数値を使用している。
発表によると、2024年6月の総合指数(2020年平均を100とする)は107.2。
前月と比較して上昇した主な項目は、「電気代」(前月比4.7%増)、りんごやバナナ、スイカなどの「生鮮果物」(同7.4%増)、「ガス代」(同3.5%増)など。
一方で、ブロッコリー、キャベツ、トマトなどの「野菜・海藻」(前月比5.9%減)、さけ、ぶり、魚介缶詰などの「魚介類」(同4.6%減)、宿泊料、外国パック旅行費などの「教養娯楽サービス」(同0.8%減)の項目は前月から値下がりした。
なお、前年同月との比較では、宿泊料やインターネット接続料などの「教養娯楽サービス」(前年同月比6.9%増)、「電気代」(同7.3%増)、「自動車等関係費」(同2.1%増)の項目が上昇し、魚介缶詰、さけ、まぐろなどの「魚介類」(同2.9%減)、ヨーグルト、鶏卵、チーズ(輸入品)などの「乳卵類」(同2.6%減)などの項目は下落している。
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新潟県 にいがた県統計ボックス(統計課)