新潟市民プラザで開催、豪華パネリストによる“会社が元気になる”SDGsの話

一般社団法人 新潟青年会議所(新潟市中央区)は、6月24日(木)「企業におけるSDGs推進の可能性」を開催する。

今年に入り、メディアで有名人が「私ができるSDGs」と題してエコ活動を紹介しているのをよく目にする。個人でアクションを起こすのも大切だが、事業者側が推進すればさらに効果は大きい。中小企業が多い新潟県では、一層こういった活動が実を結ぶという考えから、セミナーのタイトルに「企業における」という枕詞を付け、ターゲットを経営層や起業を目指す学生に絞った。「近年、働き方改革という言葉が流布するようになりました。SDGsには働き甲斐も経済成長もという項目がありますが、深夜残業や外国人労働者の酷使などがやめられず、働き方の変化についていけない企業がまだあるのが現実。実際、こういった労働は持続可能ではありませんからね。何を変えていくか、パネリストの先生のお話からヒントを見つけていただけたら」と、2021年度SDGs推進委員長の渡辺喜則さんは開催の目的を語った。

パネリストに迎えるのは、株式会社博報堂のSDGsプロジェクトリーダー・兎洞武揚氏と、株式会社バウハウスと日本アスモフの代表取締役・肥田野正明氏。兎洞氏は、2015年、日本で最初のSDGs有識者プラットフォームOPEN 2030PROJECT(蟹江憲史代表)を組織化した人物で、現在は全社横断の博報堂SDGsプロジェクトのリーダーを務める。肥田野氏は、新潟市に拠点を置き、ビルメンテナンス、ソーシャルビジネスを中心とした事業を展開する中、障がい者の雇用も意欲的に行っている。日本商工会議所青年部ビジネスプランコンテストで大賞を受賞するなど、その手腕は広く注目されている。今回のターゲットである経営層や起業を目指す学生にとっては、さまざまなヒントを得る貴重な機会となるだろう。

兎洞武揚氏

肥田野正明氏

「今回は、会社の課題をSDGsで解決しましょうという切り口にしています。例えば会社として社会貢献し、雇用を創出しながら環境に配慮する。同時に利益も出して、顧客のためにならなければいけない。こういうバランスの中で経営者の方は日々を過ごしていらっしゃいます。そういう意味では皆さんSDGsを実践しているのです。」と渡辺さん。決して構える必要はなく、それをSDGsと捉えているかということへの気付きや、今後どのように発信していくか、さらには本当の意味でSDGsの活動に力を入れるためのヒントを持ち帰ってほしいという。

“誰一人取り残さない(leave no one behind)”ことを誓っているSDGs。発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものを見つけるチャンスとなるかもしれない。

◆イベント名 一歩進もう!「企業におけるSDGs推進の可能性」
◆日時 2021年6月24日(木) 19時10分~20時25分(受付18時50分~19時5分)
◆会場 新潟市民プラザ6階
◆パネリスト 兎洞武揚氏、肥田野正明氏
◆人数 現地参加70名まで(先着順) ※YouTube Liveでの視聴可能
◆参加費 無料
◆イベントURL https://jcforum-niigata.com/
◆YouTube事前登録 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-TIwOCsxUIfiCfJGqHcSWP7qVao1E5a90B3BkDtaKBU1e1Q/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&gxids=7628
◆問い合わせ 一般社団法人新潟青年会議所 025-229-0874
https://www.niigata-jc.com/2021/

 

本記事は、新潟青年会議所の提供による記事広告です。

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