【総勢39組61人の学生が熱弁】ビジネスアイデアコンテスト「Open Gate NIIGATA 2024 開志ラウンド」が開催、開志専門職大学(新潟市中央区)
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「Open Gate NIIGATA 2024 開志ラウンド」の様子、開志専門職大学(新潟市中央区)
7月27日、開志専門職大学紫竹山キャンパス(新潟市中央区)で、「Open Gate NIIGATA 2024 開志ラウンド」が開催された。このイベントは、11月16日に予定されているビジネスアイデアコンテスト「Open Gate NIIGATA 2024」に向けたプレイベントとして初めて開催されたもので、開志専門職大学の学生および新潟市近郊の高校生らが参加した。
参加チームは1名から5名で構成され、高校生チームは3分間のプレゼンテーションと3分間の質疑応答、大学生チームは4分間のプレゼンテーションを実施。高校生15組24人、開志専門職大学生23組36人、特別参加として新潟ビジネス専門学校(NBC)の学生1人が参加した。
ビジネスアイデアコンテスト「Open Gate NIIGATA」は、新潟県内の若者に起業マインドを醸成し、地域社会に新しい価値を創造することを目的に2023年に初めて開催されたイベント。この日行われた「Open Gate NIIGATA 2024 開志ラウンド」は、11月16日に開催予定のビジネスアイデアコンテスト「Open Gate NIIGATA 2024」本選への出場を目指す学生にとって、書類審査なしで参加できる機会を提供するものである。
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開志専門職大学の北畑隆生学長
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開始専門職大学の講堂でプレゼンする高校生
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プレゼンを審査する5人の審査員
開会に先立って挨拶した開志専門職大学の北畑隆生学長は、「スタートアップの始めはビジネスアイデア。今日のコンテストで同じ志を持つ仲間と競い合い、磨き上げ、いずれは事業として実行する。そして成功して新潟経済の発展、あるいは日本経済の発展につなげていく。そのスタートとなるのが本日のイベント。大いに競い、さらに磨きをかけていくきっかけになることを期待したい」と語り、出場者にメッセージを送った。
高校生部門では、日常生活の中でひらめいた新しい商品やサービスに関するアイデアなどが発表され、柔軟な視野で心が躍る斬新な提案が披露された。一方、大学生部門では、社会の困りごとを解決するビジネスアイデアや、既存の産業に新たな付加価値を付けるビジネスアイデアなどが発表された。
審査は、ビジネスアイデアの共感性、テーマ性、優位性、市場性、発展性を基準に実施され、審査の結果、高校生部門、大学生部門それぞれに最優秀賞、優秀賞、奨励賞が表彰された。受賞した6組には、Amazonギフト券と、「Open Gate NIIGATA 2024」本選への出場権が贈られた。
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表彰式の様子
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大学生部門で最優秀賞を獲得した東美希さん(左から2人目)と髙杉菜々子さん(左から3人目)
大学生部門で最優秀賞を獲得したのは、「アイデアのネットオークション」を発表した開志専門職大学3年生の髙杉菜々子さんと東(あずま)美希さん。受賞の感想について、髙杉さんは「人前で話すのは得意ではないのですが、最優秀賞を獲れて、勇気を出して参加を決めることができて良かったです」と振り返った。また、本選出場への意気込みについて、東さんは、「11月のオープンゲートでは勝ち進みたいと思います」と力強く語った。
「Open Gate NIIGATA 2024」実行委員長で事業創造キャピタル株式会社(新潟市中央区)の高橋秀明代表取締役社長は、「高校生のレベルの高さにびっくりし、その後開志の学生とNBCの学生のクオリティの高さにびっくりし、とても楽しく幸せな時間だった。ひとつ言うとすればアイデアには価値はなく、行動にこそ価値がある。ぜひ次の実行に結び付けていただきたい」と参加者たちにエールを送った。
「Open Gate NIIGATA 2024」本選に向けた予選ラウンドは、今後新潟大学や長岡市でも予定されており、11月の開催に向けてさらなる盛り上がりが期待される。
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「Open Gate NIIGATA 2024」実行委員長で事業創造キャピタル株式会社(新潟市中央区)の高橋秀明代表取締役社長
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記念撮影をするト「Open Gate NIIGATA 2024 開志ラウンド」の参加者たち
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