【嬉しいとほっとしたが一緒になった気持ち】花角知事がインド・ニューデリーから日本に帰国、「佐渡島の金山」の世界遺産登録決定について語る
インド・ニューデリーで行われていた第46回世界遺産委員会に出席した新潟県の花角英世知事は7月30日、日本に帰国し、新潟県庁において、世界遺産への登録が決定した「佐渡島の金山」についての所感などを述べた。
冒頭、「佐渡島の金山」の世界遺産への登録決定について花角知事は、「率直に申し上げると、嬉しいという気持ちとほっとしたという気持ちが一緒になった気持ち。さらに、これまで世界遺産登録の実現を目指して、多くの方々から協力や支援を頂き、そのすべての関係者への感謝の気持ちでいっぱいだ」と所感を述べた。
今後については、「新潟県内には様々な魅力がある中で、佐渡も素晴らしい様々な自然や歴史・文化、食物というものをプロモーションしてきたが、引き続き、『世界遺産』という大変な価値が付いたものだと思うので、佐渡市あるいは県内の市町村と連携しながらPRしていきたいと思う」と話した。
課題については、「保存という意味では、適切な保存を。景観の問題など色々考えられることが、色々な問題が起きる可能性があると思うので、それはしっかりと佐渡市あるいは国とも連携しながら適切に対応したい」と語った。