【Q1決算】コロナ(新潟県三条市)、エアコンなどの売上は好調も原材料価格の高騰響く
株式会社コロナ(新潟県三条市)は7月30日、2025年3月期第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高は188億6,100万円(対前年同期比5.5%増)、営業損失は3億2,300万円(前年同期は3億5,900万円の損失)、経常損失は2億2,200万円(同2億5,700万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億8,800万円(同2億1,200万円の損失)となった。
暖房機器の売上高は、11億円(前年同四半期比34.5%減)。空調・家電機器の売上高は、74億1,500万円(前年同四半期比19.1%増)となった。寒冷地を中心に設置工事が不要なウインドタイプの需要が増加したほか、気温が平年より高めに推移したことも後押しとなり、ルームエアコン全体は前年同四半期を上回った。
住宅設備機器の売上高は、89億2,500万円(前年同四半期比9.3%増)。エコキュートは政府の補助金制度を活用した販売活動に積極的に取り組み、前年同四半期を上回った。一方、石油給湯機は消費者の買い控えなどの影響による需要の伸び悩みもあり、前年同四半期を下回ったが、住宅設備機器全体は前年同四半期を上回った。
利益面で売上高は増加したものの、原材料価格の高騰や物流費の上昇などの影響もあり、増収減益となった。
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