新潟市江南区の(株)デカタミクロパウダーが「天然の抗がん剤」と言われるパイナップル芯の粉末を販売

株式会社デカタミクロパウダー代表取締役の田辺康夫氏

株式会社デカタミクロパウダー(新潟市江南区)が開発した、「天然の抗がん剤」と言われているパイナップルの芯を使用した「ブロメラインの粉末」が口コミで話題になっている。

パイナップルの芯には、タンパク質を分解する「ブロメライン」という酵素が含まれる。ブロメラインは「選択的(細胞)毒性」を持ち、健康な細胞はそのままで、がん細胞だけを攻撃する作用があると言われている。選択的毒性は、自然界にある物質にしか見つからない性質で、どの抗がん剤もこの効果を真似るものはまだ開発されていない。

パイナップルの芯の効果は以前から知られていたが、ブロメラインは熱に弱く、死活しない温度で乾燥させる技術がまだ開発されていなかった。その中で、農産物の乾燥、粉末化、ペースト化などの食品加工を行う株式会社新生バイオ(新潟市南区)は、独自の機械を使いブロメラインを活性化したまま乾燥させることに成功。世界で見ても(株)新生バイオだけの技術という。

同商品は、(株)デカタミロクパウダーの代表取締役である田辺康夫氏の知人が膵臓がんを患ったことをきっかけに、「がんに効果のあるものを作れないか」という田辺氏の想いから開発に至った。

同商品は1袋にパイナップル10kg分に相当する量の粉末が内包されているが、これを1日2回、3gずつ服用し、約12袋分を服用し続けることで効果を発揮するという。「実際に余命3ヶ月と宣告された私の知人が同商品を服用した結果、現在10ヶ月延命している」と田辺氏は話していた(なお、同商品以外にも治療も行っている)。

このほかにも同商品を服用したがん患者が延命している事例もあることから、医学関係者からも「話を聞きたい」という声が相次いでいるという。

(株)デカタミクロパウダーは今後、本格発売に向けて準備を進めるとともに、がん患者の死亡率がアジアで最も高いと言われているベトナムへの輸出に向けた交渉に入る。

同商品は1袋100g入りを10,000円で販売。(株)デカタミクロパウダーが販売元となっている。

「ブロメラインの粉末」

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