【ダンスを通した地方創生】新潟医療福祉大学(新潟市北区)がダンスグループ「CHIBI UNITY(チビユニティ)」とパートナー協定締結、2025年に「エンターテイメントダンス部」創設を発表
新潟医療福祉大学(新潟市北区)は7月31日、新潟市を拠点に活動しているダンスグループ「CHIBI UNITY(チビユニティ)」とパートナーシップ協定を締結し、記者発表を行った。
この協定はダンスを通じた「人材教育」と「研究」により、若い世代における医療従事者の増加を促し、医療福祉介護の業界で活躍する人材の輩出を目指すことを目的とし締結。世界大会へのチャレンジや、ダンスを通じた地方創生を視野に活動していく。
新潟医療福祉大学で行われた記者発表では、同校を運営する学校法人新潟総合学園(新潟市北区)の小野哲之常務理事、新潟医療福祉大学の西原康行副学長、CHIBI UNITYの国友慎之助代表、角田真優氏(CHIBI UNITY)が出席。協定への想いや、今後の取り組みなどについて語った。
新潟医療福祉大学はこの協定を機に、同校が運営する15番目の強化指定クラブとして「エンターテイメント部」を2025年4月に創部することを決定し、CHIBI UNITYのインストラクターが講師となり、クラブのコーディネートを務める。
「エンターテイメントダンス部」では、ダンスを科学的に学び、同大学でしかできないダンス教育を展開しながら、世界大会や各種オーディションにチャレンジする。また、ダンスを通じたリハビリテーション、福祉(心理)、健康増進に関する研究を展開していく。
小野常務理事は、「ダンスが持つ可能性を、大学が持つ資源を活用した医療福祉に繋がる人材育成と研究力により、社会的な貢献活動に結び付けていきたい。エンターテイメントダンス部から世界に通じる人材の輩出をしていきたい」と話した。
国友代表は、「我々のダンスはストリートカルチャーだが、これからもっと社会の役に立っていけるようなダンス文化を創造していきたい。先ずやりたいことは、ダンスの医学的根拠を結び付けていくこと。そして子ども達にとって、夢や希望を与えられるようなコンテンツづくりをしていきたい。そういったことを大学と一緒に取り組んで、より良く理解していただけることをやっていきたい」と意気込んだ。
新潟医療福祉大学の強化指定クラブからは、パリオリンピックの競泳に日本代表として出場する水沼尚輝選手(新潟医療福祉大学職員)や、プロ野球で活躍する桐敷拓馬選手(阪神タイガース)を排出している。世界で活躍しているCHIBI UNITYがコーディネートする「エンターテイメントダンス部」への注目と、ダンスを通した研究と地方創生への期待が高まる。
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