【新商品】ブルボン、45周年の「ピッカラ」と新潟県弥彦村のブランド枝豆をコラボ

ブルボンの坂井裕次氏（写真左）と弥彦村の本間芳之村長（写真右）

株式会社ブルボン（新潟県柏崎市）は7月30日から、新商品「ピッカラ越後えだまめ味」の発売を開始した。同商品は弥彦村のブランド枝豆「伊彌彦ちゃまめ」を味付けに使用。弥彦村の本間芳之村長は「佐渡金山の世界遺産も決まって、多くの観光客が新潟に来ると思う。おみやげの一つとして買っていただければ」と期待を寄せる。

「ピッカラ越後えだまめ味」は個包装6袋入りの商品。期間限定ではなく通年商品で、県内の駅や量販店、土産店などを中心に販売する。また、ブルボンのオンラインショップでも購入可能だ。

発売に伴い、ブルボンと弥彦村は7月31日に記者会見を実施。ブルボンの取締役、執行役員で製品開発統括部長の坂井裕次氏は「弊社は創業から100周年で、ピッカラも発売45周年を迎えた。この節目に、地元地域の特徴ある食材を活用できないかと思い、商品の企画がスタートした」と話す。

「ピッカラ越後えだまめ味」と「伊彌彦ちゃまめ」

味付けのパウダーには弥彦村の「伊彌彦ちゃまめ」を使用。弥彦村は新潟市に次ぐ枝豆の産地であり、極早生の「やひこむすめ」や肴豆の「伊彌彦えだまめ」など複数のブランドを展開するが、今回は収量と供給の安定性なども鑑みて同ブランドを選定。味についても「『伊彌彦ちゃまめ』の一番の特徴は、非常に甘く濃厚な点。ピッカラ自体の味も底上げされるような厚みのある味付けに仕上がった」（坂井氏）。

弥彦村の本間村長は「『伊彌彦ちゃまめ』をブランド化してから4年が経ち、認知度や評価も定着してきたが、ブランド名が前面に出た商品は今回が初めて。弥彦村や新潟県のお土産としてPRしていきたい」という。また、直近に佐渡の金山が世界遺産に登録されたことを受けて「外国からも含めて、多くの観光客が新潟に来ると思う。その時のおみやげの一つとして買っていただければ」と期待を示した。

左から、ブルボンの荻野美月氏、坂井裕次氏、弥彦村の本間芳之村長、弥彦村もぎえだまめ部会長の中川巧氏、JA新潟かがやき・弥彦地区経営管理委員の菅沼秀一氏

【関連リンク】
ブルボンオンラインショップ　「ピッカラ越後えだまめ味 2箱入」