【全国への発信力も強化】新潟県弥彦村「空き家・空き地バンク」をリニューアル、「アットホーム空き家バンク」との連携も
リノベーション事業・空き家事業などの株式会社ジェクトワン(東京都渋谷区)はこのほど、新潟県弥彦村の「空き家・空き地バンク」をリニューアルした。合わせて、アットホーム株式会社が運営する「アットホーム 空き家バンク」ともAPI連携を開始。自治体の空き家バンクと同サイトのAPI連携は、今回の弥彦村で全国4都市目。連携により、全国に向けた情報発信が可能となった。
ジェクトワンは1月から、弥彦村より空き家対策に関するコンサルティング業務を受託しており、今回のリニューアルはその一環となる。
弥彦村の空き家活用バンクは、これまで数件の登録しかなかったという。ジェクトワンでは、サイトのデザインはじめ、物件の室内・外観を360度カメラで撮影し、パノラマ画像として掲載することで、従来よりも詳しく物件の現況が閲覧できる機能を新たに追加するなど、サイトを抜本的に改良した。
また、「弥彦村空き家・空き地バンク」の物件データを、全国の空き家・空き地情報が集約される「アットホーム 空き家バンク」でも閲覧できるように、システム間で物件情報データを連携するAPI連携を開始。全国に向けた情報発信が可能となった。県外在住者を含めた幅広いユーザーの空き家利活用や、移住の促進につなげる狙いだ。
弥彦村の本間芳之村長は発表資料の中で「(弥彦村では)子育て支援や移住促進事業に力を入れている。今後は、こうした支援制度と空き家バンクのPRをセットで推進し、定住人口の増加につなげていきたい」(アットホームのプレスリリースより)とコメントを寄せている。
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