【Q1決算】北越メタル(長岡市)、原料コストの高止まり、建設需要減など響くも大崩れなし
北越メタル株式会社(長岡市)は8月1日、2025年3月期 第1四半期決算(連結)を発表した。
売上高80億1,900万円(前年同期比2.2%増)、営業利益1億3,000万円(前年同期比33.4%増)、経常利益1億8,100万円(前年同期比22.5%増)、四半期純利益9,900万円(4.2%減)となった(100万円未満切り捨て)。
今期は、電力コストの上昇は抑えられているものの、主原料である鉄スクラップ価格は高止まりで推移し、また、物流費をはじめとした各種コストの上昇に加え、建設工事案件の進捗停滞により建設向け鋼材需要が減少するなど、厳しい事業環境が継続した。
このような環境下、コスト上昇分に対する販売価格への転嫁および各種原単位の改善などに努めた結果、四半期純利益のみ微減としたものの、総体的にはわずかに増収増益で推移した。