【食品事業が好調】営業利益が前年同期比53.5%増、亀田製菓(新潟市江南区)第1四半期決算発表
亀田製菓株式会社(新潟市江南区)は8月2日、2025年3月期第1四半期決算を発表した。
売上高は240億6,600万円(前年同期比8.3%増)、営業利益は10億7,400万円(同53.5%増)、経常利益は20億4,400万円(同38.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は22億5,700万円(同19.2%増)で増収増益となった。
国内米菓事業では、重点6ブランドの売上高については「亀田の柿の種」「ハッピーターン」「亀田のつまみ種」「こつぶっこ」が前年同四半期を上回った一方、「無限」シリーズ「技のこだ割り」は前年同四半期を下回った。
また、百貨店向け商品や土産物用商品を製造販売するグループ会社は、コロナ禍後の需要回復は一巡したものの新規店舗の出店効果もあり堅調に推移した。これらの結果、国内米菓事業全体の売上高は169億5,500万円(前年同四半期比5.4%増)となった。
海外事業では、同事業全体の売上高は36億300万円(前年同四半期6.8%増)となったが、営業利益は、1億6,600万円の営業損失(前年同四半期は営業損失1億1,300万円)となった。
食品事業では、長期保存食が防災意識の高まりを受けて個人需要を中心に前年同四半期を大きく上回り、米粉パンもアレルゲン28品目不使用の米粉パンなどの取り扱い拡大により好調に推移。食品事業全体の売上高は1,724百万円(前年同四半期比54.2%増)、営業利益は3,700万円(前年同四半期は営業損失1億8,400万円)となった。
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亀田製菓 「IR情報」