新潟食料農業大学と株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)、同大学自転車競技部に対し行なっているサポート支援に関する記者説明会

前列の右から2番目が中井裕副学長兼自転車競技部部長、3番目がブルボンの浅野和男常務取締役経営企画研究本部長

新潟食料農業大学と株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)は14日、同社が同大学自転車競技部に対し今年4月から行なっているサポート支援に関する説明会を同大学で開催した。

新潟食料農業大学自転車競技部は指定強化部として同大学の開学年と同じ2018年に創部した。慶大自転車競技部主将を務め、現在は日本学生自転車競技連盟常務理事などについている山口英生監督、東北大学大学院医学系研究科に在籍し医学的視点を加えてトレーニングを指導する中井琢コーチなどのもと、創部1年目より全日本学生選手権(インカレ)に出場し、入賞を果たしている。現在、部員数は23名。

また、サイクリングイベント「ツールド胎内」での出会いをきっかけに昨年から自転車や二輪車の販売・整備を手がける有限会社佐上商会(新潟市東区)が同部をサポートしている。

こうした中、同大学が今年開催した新潟食料研究機構の発足シンポジウムにおいて同社の吉田康社長から「食と健康でビジネスチャンスを広げる」と題した講演してもらったことがきっかけとなり同部を支援することとなったという。

具体的には同社の商品である「WINGRAM(ウィングラム)」の提供などで同部をサポートしているという。ウィングラムは、持久系糖質(パラチノース)を配合した飲料「ウィングラムエナジックウォーター」およびゼリー「ウィングラムハイカーボ300」があり、持久系運動パフォーマンスをサポートする。また、「ウィングラム」シリーズは、米国BSCG社によるアンチドーピング認定を取得していて、アスリーは安心して利用できるという。すでに飲んでいるという選手は「長時間エネルギーを維持できるという感じ」と語っていた。

ブルボンのサポートを追い風に同部では今年、インカレにおいて学校対抗得点で上位に食い込むことができる31点を目指していくそうだ。

一方、今後はウィングラムの効果を「感覚的に捉えるだけでなく、学内の栄養学など専門分野の教員に加わってもらい、科学的パフォーマンスの効果を明らかにする研究をも行なっていく」(中井裕副学長兼自転車競技部部長)という。

なおウィングラムと大学の関わりでいうと開発の際に青山学院大学陸上競技部からデータ提供を受けたことがあるそうだ。

持久系糖質(パラチノース)を配合した飲料「ウィングラムエナジックウォーター」およびゼリー「ウィングラムハイカーボ300」

ユニフォームにはブルボンのロゴが掲示されている

 

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