新潟駅万代広場等整備検討委員会で議論された「市内8区をイメージしたモニュメントの設置」などの意見を新潟市の中原八一市長へ報告
新潟駅万代広場等整備検討委員会は14日、同日開催した第8回新潟駅万代広場等整備検討委員会において、万代広場の整備に向けた基本・実施設計の中間報告を実施し、同委員会で議論された中間報告に関する意見等について、新潟市の中原八一市長へ報告を行った。
同委員会の委員長である長岡技術科学大学久寿の佐野可寸志氏は、市内のそれぞれ8つの区をイメージしたモニュメント等の設置検討(待ち合わせ場所にもなる)、脱カーボン、SDGsの実現に向けての対策について(県産材の使用も含めて)、シェルターの配置や大きさについて(意匠や機能性を含めて検討)、バリアフリー、ジェンダーレスを考慮した設計検討(トイレ、ベンチ、展示ブロック設計など)などの意見を中原市長へ報告した。
報告を受けた中原市長は、「川や潟を表現し、緑溢れる里山をイメージするなど、『新潟』を実感でき、親しみを持っていただけるような駅を目指して設計を進めている。検討していただいたご意見をしっかりと設計の中に組み入れ、皆さんから喜んでいただけるような駅にしたい」と話した。
同委員会は今後、引き続きより詳細な検討を行いながら、基本・実施設計を進める。本格的な広場整備に向け、令和3年秋頃から現広場部分の撤去工事に着手する。