日本初の世界農業遺産(GIAHS)認定10周年を祝い、佐渡市役所庁舎などに懸垂幕を設置(6月11日)【(株)佐渡テレビジョン】

今年は日本初の世界農業遺産(GIAHS:ジアス)認定から10年目です。先週11日には10周年を記念し佐渡市役所で懸垂幕の掲揚式が行われました。

ジアス認定10周年を記念し行われた掲揚式には渡辺竜五佐渡市長や今年4月に発足した佐渡地域世界農業遺産推進協議会のメンバーの他、市役所職員などが参加しました。

ジアスは世界的に重要な伝統的農業を営む地域をFAO国際連合食糧農業機関が認定する制度で、佐渡はトキとの共生を目指した「生物を育む農法」の取り組み、棚田の景観などが評価され2011年6月、日本では初めての認定を受けました。

掲揚式では渡辺市長と推進協議会の松井和幸副会長が掲揚を行い、幅90cm、高さ4m80cmの懸垂幕が掲げられると参加者は拍手で10周年を祝いました。

佐渡市では今年10月末ごろにジアスの記念フォーラムを3日間にわたり開催する予定で、10年目の今年、普及啓発活動をより強く進めていくとしています。また、市役所の他、佐渡の玄関口である両津港のおけさ橋にも同様の横断幕が設置され、広くPRをしているということです。

(上写真2枚)

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