文弥人形芝居や佐渡民話が披露される「おんなたちのこころみ」が堀記念金井能楽堂で開催(6月12日)【(株)佐渡テレビジョン】
文弥人形芝居や佐渡民話が披露される「おんなたちのこころみ」が12日に堀記念金井能楽堂で開催され、訪れた人たちが多彩な芸能の数々を楽しみました。今年は入り口に「茅の輪」が設けられ、出演者や会場に足を運んだ人たちは大きな輪をくぐり無病息災を願いました。
この「おんなたちのこころみ」は、佐渡の能を識る会が主催し行っていて、17回目の今回は「変遷」をテーマに時の流れに移ろう人などを描いた演目が用意され、およそ160人が足を運びました。
また、順徳上皇が佐渡へ配流されて今年が800年にあたることにちなみ、佐渡民話「なお 余りある 昔なりけり」が語り部によってしっとりと語られました。
演目の最後を飾るのは、常盤座による文弥人形芝居「天神記 十六夜 最後の段」。観客たちは、巧みに操られる人形のしなやかさや力強い動きで繰り広げられる物語に魅了されているようでした。
披露された芸能の数々から、時の流れに移ろう人たちの物語を味わったようです。なお、「おんなたちのこころみ」は111chの「月曜は特番」で後日放送予定です。