【キシャメシ】YumYum Kitchen(新潟市西区)でアサイーボウルとスパムむすびのランチですが何か?
新潟も梅雨明け。暑くて外に出たくない。だが、記者なんて外に出てナンボの商売だ。
ここが「新潟」だから暑さが苦痛なのであって、ここが「ハワイ」と思えば、頬にさわやかな風も感じるのでは?ということで、せめて車内のBGMをジャック・ジョンソンにしてみた。あまり変わらない。まさか常夏の島より日本の方が暑くなるとは、子供のころは考えもしなかった。
そうした経緯もあり、今日のキシャメシはハワイアンである。
新潟市西区寺尾のYumYum Kitchen(ヤムヤムキッチン)へ。ここは「スパムむすび」の専門店で、他にもワイハーグルメが食べられる。利用者はテイクアウトの方が多いが、小ぶりな店舗の中でイートインも可能(カウンター席×6、テーブル2人がけ×1)。
スパムむすびは、要するにSPAM(ランチョンミート)が乗ったおむすびである。ハワイにあってはおなじみの常食で、日本で言えばコンビニおにぎりくらいのポピュラーな食べ物だ(もちろん記者は1度もハワイなど行ったことはない)。こちらYumYum Kitchenでは、トマトバジルや梅きゅうりなど、様々なバリエーションのスパムむすびが楽しめる。
カウンターで、スパムむすび×2(オリジナル税別200円、アボカド税別280円)とアサイーボウル(税別680円)をオーダー。アサイーボウルは、どんなものかくらいは知っていたが、食べるのは初めて。おじさん記者にしてはゴン攻めのオーダーだ。
カウンターにあったハワイの観光ガイドなどを読んで待っていると、先にスパムむすびが到着。ハワイアングルメは、見た目がわかりやすく美味そうなものが多い。思ったより1個がデカい(スパムが載った寿司くらいのを想像していた)し、スパムも厚切りで食べ応えがありそう。
まずはオリジナルからかぶりつく。あ、美味いなこれ。ご飯に「のりたま」をちょっとかけて、フライパンで焼いたスパムを載せている。スパムからにじんだ肉汁がご飯にちょっと染みてる感じで、いわゆる「焼肉ワンバン状態」が出来ている。スパムとおむすび、めちゃくちゃ合うし美味い。
アボカドの方も良いね。女子の食べ物というなかれ、男子だってアボカドは美味しい。こちらはバジル+マヨネーズのソースが味をふくらましている。美味い。スパムとアボカド、ご飯が一体になったリッチな味わいが攻め込んでくる。
2種のスパムむすびに、すっかり心奪われているうちにアサイーボウルが着ボウル。かなり大きめのマグカップ様の器に盛られている。どうよこの見た目、おじさん気恥ずかしくなっちゃうじゃないか。バナナとイチゴ、ブルーベリー、ナッツとグラノーラにココナッツ、アサイーのスムージー、よし全員いるな。
いや、これも美味いね。おじさんすっかりアサイーボウルのとりこだよ。甘酸っぱいスムージーは氷のシャリ感も少し残って、この季節には最高。フルーツもたっぷりでゴージャスかわいい感じ。
グラノーラも入っているので、これはこれで見た目の可愛さよりも結構なボリューミー。これ食べるなら、スパムにぎり2個は多かったかもしれない。でもメニューの写真見たら食べたくなるんだよな、ハワイアングルメって。
大満足のランチだった。また近く、リピート必至だな。
(編集部I)
【YumYum Kitchen(ヤムヤムキッチン)】
新潟市西区寺尾上1丁目6-40
営業時間 10時~14時(月、火)、12時~17時(金)、10時~15時(土、日)
定休日 水、木曜
<グーグルマップより>
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。