【Q2決算】遠藤製作所(新潟県燕市)が増収増益、通期業績予想と配当予想も修正
株式会社遠藤製作所(新潟県燕市)が8月6日、2024年12月期第2四半期決算短信を発表した。
売上高は85億9,400万円(前年同期比9.2%増)、営業利益は8億7,900万円(同47.4%増)、経常利益は9億9,400万円(同41.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は7億3,200万円(同54.7%増)で、増収増益となった。
ファインプロセス事業のゴルフ分野、医療機器分野、航空機分野で受注が堅調に推移した。メタル事業においては、鍛造分野で受注が堅調に推移し、メタルスリーブ分野では複合機市場が堅調に推移していることや主要取引先の生産調整が終了したことなどにより受注が好調に推移した。
利益面は、受注が堅調に推移したことや、生産の効率化、品質の安定化の取り組みによりコストの最適化が図られたほか、タイの電気料に落ち着きが見られたことなどもコスト低減につながった。
また同社は、通期業績予想と配当予想の修正も発表。
通期業績予想の売上高は175億円(前回発表予想から5.4%増)、営業利益は17億円(同36.0%増)、経常利益は17億5,000万円(同34.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億5,000万円(同47.1%増)にそれぞれ上方修正した。
配当予想は、期末40円00銭(前回予想は20円00銭)とした。
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