【負債総額は約1,600万円】衣料品販売などの合同会社トラストファ(新潟市東区)が破産開始決定、競争激化などで資金繰り悪化

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、衣料品販売などの合同会社トラストファ(新潟市東区、設立2021年1月8日、資本金100万円、代表社員 井上健氏、従業員1名)は、7月29日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。

なお、申請代理人は輪倉大流弁護士(弁護士法人青山法律事務所、新潟市中央区)、破産管財人には岩原一馬弁護士(弁護士法人新潟シティ法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約1,600万円が見込まれる。

トラストファは、2021年1月に衣料品の販売などを目的に設立された合同会社。衣料品やスポーツ用品などの販売を手掛け、大手ECサイト経由の販売を主体とし、2022年7月期は約1,800万円の売上高を計上していた。

しかし、他社との競争激化などで、2023年7月期の売上高は1,000万円を割り込み、出店手数料等の負担が重く、設立当初から採算的に恵まれない状況が続いていたもので、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。

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