【今年のポスターを公表】工場の祭典、参加企業向けの説明会を実施 開催へ向け準備進む(新潟・燕三条)
10月3日から6日に開催されるオープンファクトリーイベント「燕三条 工場の祭典」の参加企業向けの説明会が、8月6日に開かれた。同会では運営から進捗の報告などがあったほか、今年のポスターのデザインも公表された。
「工場の祭典」は、新潟県燕市と三条市の工場を開放し、ものづくりの見学や体験ができるようにするイベントで、今回で12回目の開催。今回は、燕商工会議所と三条商工会議所両青年部の有志が中心となって実行員会を組織している。
6日の説明会では、参加企業へ掲示用のポスターなどを配布するのに合わせて、それらに起用するキービジュアルのデザインも公表。「工場の祭典」では今年、産学連携の取り組みとして長岡造形大学と新潟デザイン専門学校の学生と協力しており、キービジュアルのデザインも彼らが担った。
長岡造形大学3年の内山葉月さんはコンセプトについて「『人と人を繋いでいく』『多様な価値観を織り交ぜていく』というコンセプトから着想してデザインした。たくさんの輪が、燕三条の工場を中心に周囲を巻き込んで、広がっていくことを表している」解説する。
会合ではこのほか、当日の予定や今後実施するPR活動なども情報共有された。
安達拓未実行委員長は挨拶の中で「4月から実行委員会動き始めて、必死になって準備してきた。燕三条のものづくりの現場を、全国と世界の皆さんにお伝えして、ファンになってもらいたいので、これからも引き続きご協力いただきたい」と参加企業へ呼びかけた。
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燕三条 工場の祭典 webサイト
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