【台風第5号接近】新潟県で12日に大雨予報、土砂災害や河川の増水に警戒を
新潟地方気象台は、台風第5号の影響により、新潟県内で12日に大雨が予想されることを発表した。これに伴い、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に対して注意・警戒が必要であるとしている。
台風第5号は、10日15時時点で日本の東に位置しており、1時間におよそ20キロの速さで北上している。中心の気圧は985ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルに達している。11日には進路を西よりに変え、12日には東北地方にかなり接近して上陸する可能性がある。
新潟県では、12日にかけて下越、中越を中心に大雨が予想されており、特に台風の進路や発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがある。また、令和6年能登半島地震の影響で地盤が緩んでいる地域があり、少量の雨でも土砂災害の危険性が高まる可能性がある。
11日18時から12日18時までに予想される24時間降水量は、下越で150ミリ、中越で80ミリ、上越で50ミリに達すると見込まれている。住民には、最新の気象情報に十分注意し、土砂災害や浸水に備えるよう呼びかけている。
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気象庁（新潟県）
