【阿賀野を舞台にカンヌ映画祭を狙う】にいがた総おどりの能登剛史氏が阿賀野市長に依頼

左から にいがた総おどり、アートミックスジャパンのプロデューサーの能登剛史 阿賀野市の加藤博幸市長

にいがた総おどり、アートミックスジャパンのプロデューサーである能登剛史氏は8月16日、阿賀野市役所に表敬訪問し、阿賀野市の加藤博幸市長に映画撮影の協力依頼をした。

能登氏が手掛ける映画作品は、今作で4作品目となる。舞台は、阿賀野市の庵地地区で庵地焼を伝統的に焼かれている陶器で3姉妹をドキュメンタリーで撮影。「家族」を共通のテーマとして、並行して若者群像劇のドラマパートも撮影。合わせて1つの映像作品として構成される。

2005年には芥川賞作家の津村節子に庵地焼をモデルとした小説「土恋」が発表され全国的にも話題を呼んだ。

表敬訪問を行った能登氏は、阿賀野市の加藤市長や同市商工観光課の大橋課長に映画撮影の為の阿賀野市の観光スポットや伝統文化などを質問した。

そして、能登氏は2人に対し、「作品は来年1月頃までに撮影を終え、春頃までに完成させて上映まで持っていきたい」と語った。

阿賀野市の加藤市長は、「これから水原まつり、11月からは渡来する白鳥。あと阿賀浦橋の夕日がおすすめ。映画は阿賀野市の観光PRにも繋がるので撮影許可など協力します」と話した。

同市商工観光課の大橋課長は、「今月22日から水原まつりが始まって、25日の阿賀野市大花火大会には是非とも撮影に来てください」と撮影スポットの話題で盛り上がった。

最後に能登氏は「前作の『ひまわりの夏』は、横浜国際映画祭で好評だったので、今回はカンヌ映画祭で賞を取りたい」と意気込みを語った。

 

表敬訪問の様子

 

(文・撮影 伊舞静華)

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