【殺処分505頭に】新発田市で発生した豚熱に関する防疫処理が完了、17日に県が発表
新潟県庁に設置された豚熱対策本部は8月17日8時、新発田市で発生した豚熱について、当該農場における防疫処理(家畜の殺処分、汚染物品の処理、農場の清掃・消毒)が完了したことを発表した。
新潟県では13日に、新発田市の養豚農場から通報を受けPCR検査を実施したところ、12頭の家畜に陽性反応を確認。国の検査機関で確定検査を行った結果、豚熱の感染が発覚した。新潟県内で豚熱が発生したのはこれが初めて。
即刻、当該農場の防疫処理が開始され、15日夕方からは家畜の殺処分が始まった。県によると殺処分された家畜は総計505頭にのぼった。
なお豚熱は、ブタとイノシシの病気であり、人に感染することはない。また、感染した豚が市場に流通することはないが、万が一感染したブタやイノシシの肉を食べても健康に影響はない。