【キャリア教育を主軸に】学校法人新潟総合学院(新潟市中央区)が広域通信制の開志創造高等学校を来年4月に開校
学校法人新潟総合学院(新潟市中央区)は、キャリア教育を主軸に据えた広域通信制の開志創造高等学校を来年4月に開校する。NSGグループの4大学、34の専門学校のリソースをフル活用した教育システムと特色ある専攻で、卒業時進路未決定率0%を目指すという。
また、同校の開校の考えに賛同した上越公務員・情報ビジネス専門学校(新潟県上越市)のほか、学校法人SKK(青森県)、学校法人郷学舎(埼玉県)、学校法人未来創造学園(熊本県)が2025年4月にサポート校として同時開校する。
通信制高校では単位取得に必須の面接指導(スクーリング)も同校ではレインボースクーリングと呼んでおり、さまざまな特色がある。前期4日間・後期4日間のものを年2回受講するが、前期5月から8月、後期9月から12月に実施し、生徒は自分の好きなタイミングを選んで参加が可能。
また、レインボースクーリング時の特別活動として、グループの大学・専門学校と連携したキャリア体験学習を設置している。3つの大学19学科、34の専門学校304学科から自分の興味のある分野を選択し、将来を考えるきっかけとなる講義や実習を受講できる。
高校在学中に、こうした多岐にわたる学びを深く広く提供できることがレインボースクーリング最大の特色で、短期詰め込み型のスクーリングでは、生徒に質の高い教育を担保できないとしている。
さらに、広域通信制高校日本初のナイトスクーリングも設置する。
100以上の職種知識を得られる職業探究専攻、グループ大学を横断して講義を受講できる高校・大学連携専攻(大学の単位取得可能)、海外遠征も多いトッププロにも最適なアスリート専攻、コーチングを主とした英語指導と独自の国際交流授業も実施する海外留学専攻、プロはもちろんeスポーツ業界内の各職種も学ぶeスポーツ専攻、東進衛星予備校とタッグを組んで生徒をサポートする医学科・難関大専攻、プロによる講評指導でコンテストや賞レースにチャレンジするアニメ・マンガ専攻、108法人1万2,000人を擁するNSGグループの資源を活用したアントレプレナー専攻の8つの専攻がある。
NSGグループは、教育事業と医療・福祉・介護事業を中核に、健康・スポーツや建設・不動産、食・農、商社、広告代理店、ICT、ホテル、アパレル、美容、人材サービス、エンタテイメント等の幅広い事業を展開する110法人で構成された企業グループで、それぞれの地域を「世界一豊かで幸せなまち」にすることを目指して、「人」「安心」「仕事」「魅力」をキーワードに、地域を活性化する事業の創造に民間の立場から取り組んでいる。