ワコール、新潟工場(新潟市西蒲区)を1月末に操業停止 国内5拠点中3つを停止・譲渡
株式会社ワコールホールディングス(京都府京都市)は8月26日、新潟工場と熊本工場を操業停止、福岡工場を譲渡すると発表した。
同日開催の取締役会で決議した。ワコールの子会社、株式会社ワコールマニュファクチャリングジャパン(長崎県雲仙市)は国内に5か所の生産拠点を持つが、今回の再編で長崎と福井の2工場に集約する。
新潟工場は1973年8月設立。従業員数は、2024年8月1日時点で142人。なお、5工場全体では710人となる。
新潟工場と熊本工場は、2025年1月末に操業停止を予定する。同2工場の従業員へは、存続工場への移動か希望退職を募る。希望退職者へ対しては、退職金に会社都合の特別加算金を支給するほか、再就職支援を実施するなどの措置をとる。
なお、福岡工場は株式会社リライエンス(富山県氷見市)へ譲渡する。
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