【非常に残念だ…】LCC・ピーチが「新潟-大阪線」の運休を発表したことについて花角知事が定例会見で言及

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は8月29日、定例記者会見を開き、8月21日に発表された格安航空会社(LCC)のPeach Aviation株式会社(大阪府)が、冬ダイヤにおいて新潟-大阪線を運休すると発表した件について言及した。

「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録が決定し、関西方面からの観光客誘致に期待がかかっていた中での運休発表。知事の考えや県としての対策について、記者から質問があがった。

花角知事は、「個人的にはこの路線には思入れが強かったので、非常に残念。一方で、航空会社の経営における事業の見直しは随時行われていくので仕方がないと思う。どの事業でも人材不足と言われている中で、航空会社も厳しい状況にあると聞いている。企業として収益性の高いものにリソースを集中していくのはやむを得ないと思っている」と話した上で、次のように続けた。

「県としては引き続き、新潟の魅力や新潟空港の使い勝手のよさ、佐渡金山の世界遺産登録で今後需要が増えることもしっかりアピールしながら、便を戻したり増やしたりしてもらえるよう、働きかけを続けて行きたい。まずは、地域の魅力を向上させるという努力が大事だ」と述べた。

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