【負債総額は約2億5,000万円】自動車販売などの星商会(新潟県燕市)が破産申請へ

有限会社星商会(新潟県燕市)

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、自動車販売などの有限会社星商会(新潟県燕市、設立1962年10月1日、資本金320万円、星満雄社長、従業員17人)が8月28日、弁護士名で貼紙を出し、事後処理を五十嵐広明弁護士(伊津・五十嵐法律事務所、新潟市中央区)に一任した。

今後は破産による整理を予定している。負債総額は約2億5,000万円が見込まれる。

星商会は、1962年10月に自動車販売、修理などを目的に設立された事業体で、サブディーラーとして乗用車や軽自動車の販売、修理などを手掛けていた。また、トラックなどの大型車両が入庫できる整備工場も保有し、多種多様な顧客ニーズに対応できる体制を構築し、地元企業や一般個人を対象に顧客を形成、既往においては約6億円の売上高を計上していた。

しかし、市況低迷や他社との競争激化などで売上高は減少傾向を余儀なくされ、近年は採算的にも厳しい状況が続いていた。

また、代表者が体調を崩していた影響などもあり、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。

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