【被害者は定期預金を崩して対応】26歳女性をオレオレ詐欺の疑いで逮捕（新潟市東区）

新潟東警察署

新潟東警察署、新潟北警察署、新潟中央警察署、県警刑事総務課は、警視庁特殊詐欺連合捜査班の応援を得て、8月28日12時50分、東京都在住で自称会社員の女性（26歳）を特殊詐欺（オレオレ詐欺）の疑いで逮捕した。

逮捕された女性は複数人と共謀し、犯行に及んだと見られている。犯行グループは8月1日8時ころから同月2日14時ころまでの間、新潟市東区居住の当時90歳代の女性宅に息子を装って電話をかけ、至急現金を必要としているという旨の虚偽の内容を伝えた。

そして、息子の代わりの物に渡してほしいと伝え、同月2日14時ころ、新潟市東区内で、受取人になりすました東京都在住の女性が、当時90歳代の女性から現金150万円と、同名義のキャッシュカードをだまし取った疑いがもた。

事件当時、自分の定期預金から現金を引き出そうとしている女性の姿を発見した金融機関の職員が、女性に確認をしたところ、詐欺被害に遭っていることが発覚し、職員が警察に通報した。被害に遭った女性は、定期預金からすでに金銭を引き出して払った状態で職員から声をかけられ、さらに追加で定期預金から金銭を引き出す途中だった。

そして、通報を受けた警察が捜査を進めていたところ、東京都在住の女性の関与が判明し、逮捕に至った。逮捕された女性は、詐欺グループ内で受け子役をしていたとみられている。

新潟東署によると、逮捕された女性は認否について黙秘しているという。

詳しい経緯などは現在捜査中。

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