【夏の終わりに幻想的な夜】しもまち早川掘☆キャンドルナイトが開催、地元の伝統芸能とキャンドルが夜を彩る
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しもまち早川掘☆キャンドルナイトが開催
しもまち早川掘☆キャンドルナイト実行委員会は8月31日、新潟市中央区の早川堀通りなどで「しもまち早川掘☆キャンドルナイト」を開催した。
「しもまち早川掘☆キャンドルナイト」は、地域活性を目的に2013年から、毎年11月初旬に開催されている。今年は、ほかのイベントとの兼ね合いで、8月に開催された。
元々は、2006年から2014年にかけて実施された早川掘の整備の時に、地元の有志たちが地域活性化の起爆剤の1つとして考案したイベント「新潟下町・早川掘通りつつじ祭り」の前夜祭として開催されたのが「キャンドルナイト」の起源。そこから、「つつじ祭り」と「キャンドルナイト」は各々で単独開催され、「キャンドルナイト」は、例年11月初旬に継続開催されている。
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オープニングイベントで披露された地元の伝統芸能「万代太鼓」
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地元の伝統芸能団体やアーティストがイベントを盛り上げた。
旧第四北越銀行住吉町支店において開催されたオープニングイベントでは、地元の伝統芸能である「万代太鼓」が披露されたほか、地元アーティストによる生演奏が披露された。また、来賓には新潟市の中原八一市長や早川掘通り地域連合会の顧問である篠田昭氏、新潟中央警察署の左京秀明署長などが参加した。
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しもまち早川掘☆キャンドルナイト実行委員会の清原孝弘実行委員長
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新潟市の中原八一市長
オープニングイベントで実行委員長の清原孝弘氏は「18時過ぎには日が暮れるので、その頃に3,000個以上のキャンドルが灯る。その光で下町が光で包まれる中、ゆっくり過ごして頂ければと思う」と語った。
来賓として参加した新潟市の中原市長は、「毎年開催されているキャンドルナイトは、下町地域のみならず多くの市民の皆様が待ち焦がれるようなイベントに成長した。下町地域独特の風情と港町文化の歴史を振り返りながら、楽しんで頂けることを期待している」と話した。
多くの客が訪れたイベントは15時から開催され、20時ころまで3,000個以上のキャンドルが早川堀通りの夜を幻想的に彩っていた。
なお、2025年は例年通り11月初旬に開催されることが決定しているとのこと。
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集合写真
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キャンドルナイトの様子
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イベントでは地元の学生などによる作品も展示された。