地震と台風の影響で防災用品など需要高まる コメリ(新潟市南区)、8月の既存店売上高は前年比で増
株式会社コメリ(新潟市南区)は9月2日、8月度の月次売上動向を公表した。
それによると8月の全既存店舗の売上高は、前年比で103.2%だった。「コメリパワー」「コメリPRO」「コメリハード&グリーン」いずれの業態も前年を上回った。全店舗では、前年比で104.5%だった。特に「コメリPRO」全店が前年比144.4%と好調だった。
同月の全既存店舗の来店客数は、前年比で99.1%。全店舗では、前年比で99.8%とほぼ横ばいだった。
同月の全既存店舗の平均客単価は、前年比104.2%だった。いずれの業態でも前年を上回った。全店舗では、前年比で104.7%だった。
コメリによると、8月は気温が高い日が続き、冷房用品や冷感寝具などの夏物関連商品や、農業向けの農薬、刈払機、出荷資材などの販売が堅調に推移した。また、日向灘の地震や台風10号の影響により、家具固定ポール、懐中電灯、電池、カセットコンロ、飲料などの防災・補修用品のニーズが高まった。
同月は、開店、閉店ともに0店舗だった。
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コメリ 「月次状況」
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