【新潟県が最多】今夏のマリンレジャーによる海浜事故発生状況、第九管区海上保安本部が発表
第九管区海上保安本部は9月3日、2024年7~8月のマリンレジャーに伴う海浜事故の発生状況を発表した。
同部によると、九管区内3県のマリンレジャーに伴う海浜事故者数は、新潟県が21人(4人)、富山県1人(0人)、石川県7人(1人)で、新潟県が最多となった(カッコ内は死者・行方不明者数)。
また管内において、遊泳中の事故が24人と最も多く、4人の死亡事故も発生。そのうち、75%が指定された海水浴場以外で発生していたことが分かった。
第九管区海上保安本部交通部安全対策課の担当者は、「遊泳中の事故が海水浴場以外で多く発生したことから、来年以降は指定された海水浴場の利用を徹底していただきたい。また、保護者の方は子どもから目を離さないようにし、大人の方は遊泳前は飲酒を控えるなど、安全対策をしっかりと心がけてマリンレジャーを楽しんでもらいたい」と注意を呼びかけている。