【20歳代女性が被害】電子マネー23万円をだましとられるSNS型ロマンス詐欺が発生(新潟県村上市)
村上警察署は9月9日までにSNS型ロマンス詐欺被害を認知し、捜査を行っていることを発表した。
被害にあったのは村上市に居住する20歳代の女性。2024年8月下旬ころから同年9月6日までの間で、電子マネー合計23万円相当の被害にあったもの。
被害女性は、8月下旬にSNSをフォローしてきた外国人男性を名乗る者と知り合い、別のSNSに誘導されて約1週間の交信を重ねたところ、この者から「あなたの励ましのおかげで仕事がうまくいった。お礼にプレゼントを贈る」と言われ、女性はこれを承諾した。
ところが、配送業者を名乗る者からSNSでメッセージが届き、「配送の費用を受け取らなければプレゼントは郵送できない」などと費用を請求され、女性はコンビニエンスストアで電子マネーカード10万円ぶんを購入してコード番号を送信した。
その後も配送業者を名乗る者からさらに費用を請求され、合計23万円分の電子マネーカードを購入してコード番号を送信した。
さらにこの配送業者を名乗る者からは、「調べたら、プレゼントの中身は現金とわかり、このままだと警察に逮捕される。そうならないために諸費用で100万円が必要だ」などといわれ、女性が外国人男性を名乗る者に連絡をとったところ、支払いが必要だというようなことを言われ不審に思い、警察に相談したことで詐欺被害であることが判明した。