【稲刈りの途中で】市立大形小学校(新潟市東区)の児童11人が熱中症で救急搬送
新潟市教育委員会によると、9月10日11時頃、市立大形小学校(新潟市東区)の児童計11人が熱中症により救急搬送された。
同校の5年生全児童127人が、学校から800メートルほどの場所にある学校田で稲刈りを行うために徒歩で移動していたが、到着後、児童1人に熱中症の症状がみられた。同児童は救急搬送され、稲刈りを中止して全員で帰校した。
学校到着後、さらに児童2人も救急搬送された。さらにその後も、保健室で様子を見ていた児童8人に軽度の症状がみられたため、救急搬送を行った。なお、重症化した児童の報告はなかった。
同市教育委員会は熱中症の原因について、学校田へ15分程度かけて移動したためだとしている。
再発防止策として、市内の学校園へ、「環境や暑さ指数に応じて適切かつ柔軟に休憩を取ったり、活動時間の短縮や中止、変更を行ったりすること」や、「登下校を含め、児童生徒等が自ら体調管理を行うことができるよう、水分補給や適切な服装について発達段階を踏まえながら適切に指導を行う」ことを指示したという。